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30代の学び直し、最初に確認したいこと | 教室から伝える 〜悩める男たちへ〜

30代の学び直し、最初に確認したいこと

学びで人生を変える

「30代になって、何か新しいことを学び直したい」――そう思って情報を集め始めると、すぐに「30代男性におすすめの資格○選」「人生をやり直すための資格7選」といった記事が次々と目に飛び込んできます。ブックマークだけが増え、参考書を買い、最初の数ページを読んで満足し、気づけば本棚で埃をかぶっている。そんな経験はないでしょうか。

私自身、教員を16年続けてきた中で、何度もこの「学び直しの迷子」を経験してきました。資格の本を眺めるたびにワクワクし、申し込みを決意し、数ヶ月後にはフェードアウト――そんなパターンを繰り返してしまったこともあります。

今日この記事でお伝えしたいのは、たった一つです。「何を学ぶか」を決める前に、「何のために学ぶか」を先に決める。これだけで、続く学び直しと続かない学び直しが、はっきり分かれます。

30歳で教職大学院に進学した話

私が30歳のとき、教職大学院に進学しました。学校マネジメントを研究テーマに据え、教員として働きながらの修了プロセスは、率直に言って楽ではありませんでした。日中は学級担任として子どもたちと過ごし、夜と週末は研究と授業準備。家族との時間を削ることも何度もありました。

それでも修了まで走り切れたのは、進学する前に「学校という組織をマネジメントする力を、自分の中に作りたい」という目的を、自分の言葉で持てていたからです。教務主任や研究主任を任される将来の自分を、ぼんやりとでも思い描けていた。だからこそ、仕事しながらも学び続けられたのも「これは将来の自分の仕事に直結している」と信じられたのです。

学んだ知識そのものよりも、「目的を先に持っていたか」が、最後まで続けられた決定的な要因でした。

FP3級と簿記3級で挫折した話

その後、私は「資産形成にも役立ちそうだから」という理由で、FP3級と簿記3級に挑戦しました。結果、資格は取れずどちらも挫折しています。

ですが、FP3級の学習を通して、税金、保険、相続などこれまでぼんやりとしか知らなかったことが知識として身についていきました。その学びを進めながら自分の保険を見直したり、節税をしたり、家計管理をしたりしていきました。そうするにつれてFP3級の資格を取ることがゴールではなくなってきました。

たまたま試験日にコロナにかかってしまい、受験できず仕舞い。再度、受ける気力は残っていませんでした。世にこれを挫折というかもしれません。

でも、変に資格を取ることにこだわって試験勉強を続けなかったのは良かったと思っています。なぜなら資格を取ることが目的ではなく、「FP3級の学びを通して、自分のお金の知識を身に付ける」が本当の目的だったからです。

続いている挑戦には「具体的な目的」がある

一方で、ここ数年、私は資格とは別の領域でいくつかの挑戦を続けています。Claude Codeを使った業務の効率化、せどりの研究、そしてこのブログ運営。これらは自分でも驚くほど続いています。

なぜ続いているのか。それぞれに、具体的でリアルな目的があるからだと感じています。

  • Claude Code:まずこのAIを使って何か1つ作業の効率化
  • ブログ:本業以外のスキルを高める

「役に立ちそう」ではなく、「目の前のこの困りごとを解決したい」「これをやっていると楽しい」という具体性。これがあると、参考書を読むのも、夜にパソコンを開くのも、不思議と苦になりにくいのです。

学び直しを始める前の3つの問い

ここまでの経験から、学び直しを始める前にノートに書いておきたい、3つの問いを提案します。

問1:何のために学び直したいのか?(一行でいいので、自分の言葉で)

「将来のため」「役に立ちそうだから」では弱いです。

たとえば「目の前の◯◯という業務を、今より楽にしたい」など、自分の生活の中の具体的な何かに紐づけましょう。

問2:それは本当にしたいことか?

この「やりたい!」という気持ちは、誰かのやりたいではないか。本当に自分が面白そう・楽しそうと思っていることか。これはすごく大事です。数週間で熱が冷めることがあります。平日の夜、疲れて帰ってきた自分が、それでも机に向かえそうか。この内なる動機づけがとても大事なのです。

問3:学び終えた半年後、自分はどう変わっていたいか?

合格証や修了証ではなく、半年後の自分の生活、職場での振る舞い、家族との関係。学びが暮らしのどこに着地するのかを、具体的に思い描いてみる。ここが描けないテーマは、長くは続きにくいかもしれません。

まとめ:参考書を一冊買う前に、ノートを開く

学び直しを始めるとき、私たちはつい「何の資格を取ろうか」「どのスクールに通おうか」という”What”から考え始めます。書店に行けば、その種の本が山積みになっているからです。

けれど、続く学び直しと続かない学び直しを分けるのは、”What”ではなく”Why”のほうでした。30歳で教職大学院に飛び込めたのも、FP3級で挫折したのも、今もClaude Codeをいじり続けているのも、すべては「目的の解像度」の問題だったと、今は感じています。

参考書を一冊買う前に、まずノートを開いて、3つの問いに自分の言葉で答えてみる。たったこれだけで、半年後の自分が見える景色は変わります。

学び直しに、遅すぎる年齢はありません。ただ、目的を持たずに走り出すのは、少しもったいない。今日のこの週末の30分を、ぜひ「目的を書く時間」に使ってみてください。それが、長く続く学び直しの最初の一歩になるはずです。

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