
貯金と投資って、何割ずつにすればいいの?
正解が知りたいな。
実は「何割」という正解はないんだ。でも、自分で割合を決められる考え方があるよ。

「貯金と投資、何割ずつにすればいいの?」
投資を始めると、多くの人がこの疑問にぶつかります。
先に結論をお伝えします。
「何割が正解」という答えは、ありません。
でも、自分にとっての割合を自分で決められる考え方はあります。
私は教員16年目。
貯金・株式投資・不動産投資を組み合わせながら、
家族のお金を管理してきました。
今回は、その考え方と、わが家の実例(子どもの大学資金2,200万円をどう用意しているか)をお伝えします。
- 貯金と投資の「性質の違い」と、割合の決め方
- 大学資金をどう用意したか、わが家のリアルな実例
まず、貯金と投資は「性質」がまったく違う
割合を考える前に、いちばん大事なことがあります。
それは、貯金と投資は、そもそも役割がまったく違うということです。
ここをはっきりさせないと、割合は決まりません。
ポイントを整理します。
- 貯金——短期では減らないが、長く置くとインフレに負ける
- 投資——インフレに強いが、短期では目減りする可能性がある
だから、「貯金と投資の割合は何割?」という質問は、
そのお金を何のために・いつ使うのかを決めないと、答えが出ないのです。
割合は「何年後に使うか」で決まる
では、どう決めればいいのか。
まず、ライフプランを立てることです。
これから何にお金を使うのか。
そして、それは何年後なのか。
これがはっきりすれば、貯金か投資かは、おのずと決まります。
- 5〜10年以内に使うお金 → 貯金
- 15年以上先に使うお金 → 投資
たとえば、3年後に買う車の費用は貯金。老後資金は投資。
使う時期で分けるだけで、迷いがなくなります。
🎓 学費シミュレーターを無料プレゼント
お子さんの進路(公立・私立)を選ぶだけで、幼稚園〜大学までにかかる学費の合計が自動計算されます。
「いくら必要か」がわかると、貯金と投資の割合も決めやすくなります。
※ボタンを押すと「コピーを作成しますか?」と表示されます。「コピーを作成」を押すと、あなた専用のシートが作られ、自由に進路を選べます。
難しいのは5〜15年の間(中期)に使うお金
ただ、ひとつ判断が難しいものがあります。
それは、5〜15年の間(中期)に使う予定のお金です。
例えば、
子どもの大学資金などです。
結論から言うと、貯金と投資の両方で用意する必要があります。
貯金か投資か、どちらか一方では決められないため
みなさんは、悩むのだと思います。
ここからは、わが家の大学資金についての実例でお話しします。
1人1,100万円、2人で2,200万円と算出
わが家の子どもは年子です。
つまり、大学費用が立て続けに必要になるので、計画的に準備しなければなりません。
私は、私立に進学して下宿をしても賄えるように、と考えて、
1人あたり1,100万円と算出しました。
2人で、合計2,200万円です。
これを本格的に考え始めたのは、上の子が小学1年生(6歳)のとき。
大学進学まで、約10年でした。
なぜ「現金半分・投資半分」にしたのか
ここで、投資の大事な知識が関わってきます。
インデックス投資は、15年以上運用すれば、基本的にマイナスにはならないと過去の研究からわかっています。

でも、わが家の準備期間は約10年。
15年に届かないので、全額を投資に回すのはリスクがありました。
そこで、こう計画しました。
| 2,200万円の準備方法 | 金額 |
|---|---|
| 現金で積み立て | 半分(約1,100万円) |
| 投資で用意 | 半分(約1,100万円) |
理由はこうです。
もし大学進学の前年に暴落が来ても、半分は現金だから、当面の学費は払える。
そして、暴落した投資分は、2年ほど待てば回復する可能性が高い。
現金があるおかげで、暴落時に慌てて売らずに済む——これが半分ずつにした狙いです。
最後の判断基準は「暴落を何年しのげるか」
この「半分ずつ」という割合は、正解ではありません。
あくまで、私のリスク耐性に合わせた割合です。
「2年待っても回復しなかったらどうしよう」と不安な人は、
現金の割合を増やせばいいだけです。
逆に、リスクを取れる人は投資の割合を増やしてもいい。
大学資金以外の費用も、考え方は同じです。
- これから、何にお金が必要か
- それは、あと何年先か
- もし暴落しても、用意した現金で数年しのげるか
この3つで判断すれば、自分にとっての割合が見えてきます。
なお、私がなぜ長期投資で慌てずにいられるのかは、こちらの記事で詳しく書いています。
👉 株式投資の長期投資はなぜ続かないのか。6年続けた私がブレずに持ち続けられる理由
まとめ:割合は「使う時期」と「リスク耐性」で決める
✔ 貯金と投資は「役割」が違う
- 貯金=短期(5年以内)に使うお金。投資=未来(5年以上先)のお金
✔ 割合は「何年後に使うか」で決まる
- 5〜10年以内は貯金、15年以上先は投資が基本
- 大学資金など中間のものは、現金と投資を組み合わせる
✔ 最後はリスク耐性で調整する
- 「暴落しても現金で数年しのげるか」を基準にする
貯金と投資の割合に、みんな共通の正解はありません。
大事なのは、自分の人生でいつ・何にお金が必要かを考えること。
それさえ見えれば、あなたにとっての割合は、自然と決まってきます。
なので、みなさんにはまず、「ライフプラン」の作成をおすすめします!
※本記事は私個人の実体験や考えをまとめたものです。投資にはリスクがあり、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。

コメント