
不動産投資って「やめとけ」ってよく聞くけど、本当のところどうなの?

その「やめとけ」、半分は正しいんだ。
でも、その本当の意味を理解できると、正しい判断できるようになるよ。
「不動産投資はやめとけ」
ネットで調べると、必ずと言っていいほど出てくる言葉です。
この記事を読んでいるあなたも、きっと迷っているのだと思います。
私は現役の教員をしながら、戸建てを3軒所有しています。
結論からお伝えすると——「やめとけ」は半分正しくて、半分は誤解です。
大切なのは、その言葉の中身を分けて考えること。
今回は、実体験をもとに「本当にやめた方がいい不動産投資」と「それでも私が続ける理由」を正直にお伝えします。
- 本当に「やめた方がいい」不動産投資のパターン
- それでも私が3軒買い進めた理由と、向いている人の条件
妻が止めてくれた、7000万円のマンション
私が不動産投資を始めたいと話したとき、妻は反対しませんでした。
妻は基本的に、私のやることに肯定的で、いつも助けてくれます。
そんな妻が、一度だけ「やめておいたら」と言ったことがあります。
1軒目に、7000万円の中古マンションを買おうか迷っていたときです。
今思うと、妻は見抜いていたのだと思います。
まだ経験の浅かった私が、本当は迷っていて、ただ背中を押してほしいだけだったことを。
振り返ると、その物件自体は悪くありませんでした。
でも、当時の私にとってはあまりにも無理をした投資で、早々に退場していた可能性が高いと思います。
世の中には、大きな一発を当てて規模を広げていく人もたくさんいます。
でも、私の性格に合っていたのは、今やっているコツコツ続ける戸建て投資でした。
つまり、「やめとけ」の基準は人によって違うのです。
その中でも「やめた方がいい」2つのパターン
3軒の戸建てを運営してきた今、はっきり「これはやめた方がいい」と言える謳い文句が2つあります。
①「税金対策になります」
「税金対策になる」という謳い文句の物件は、要注意です。
なぜなら、それは「稼ぐ力がない物件」だと言っているようなものだからです。
不動産投資の本流は、家賃から手元にお金が残り、それを使ってさらに規模を広げたり、日々の収入が増えていくことです。
減価償却費や経費を給与収入と相殺して税金を減らすのは、あくまで「おまけ」であって、本流ではありません。
この話は、こちらの記事で詳しく書いています。
👉 「不動産投資で節税」には一部、間違いがある。戸建て3軒の大家が確定申告5年やってわかった現実
②「手間がかかりません」
「手間がかからない」という不動産投資も、やめておいた方がいいです。
理由はシンプルで、手間がかからない不動産投資は、ほとんど存在しないからです。
確かに、都心や一等地の物件で、収益性も資産性も高いものなら、管理会社に任せても手元にお金が残り、ほとんど手はかかりません。
でも、それはごく一部の恵まれた物件の話です。
私も含め、そういう物件を持てない人の不動産投資は、半分は事業です。
物件の選定、修繕、入居者の募集、退去対応——ある程度は自分で動く必要があります。
もちろん、すべて管理会社に任せることもできます。
でも、その分だけ手残りは少なくなります。
楽して稼げるほど、甘い世界ではありません。
「手間がかからない」と言う人は、本当に良い物件を持っているか、そう見せているだけかのどちらかです。
それでも私が3軒まで買い進めた理由
リスクを分かった上で、なぜ私は3軒まで買い進めたのか。
理由は2つあります。
① 空室リスクを抑えるため
もし1軒だけだと、その物件が空室になった瞬間、収入はゼロになります。
残るのは、ローンの返済だけ。
でも、複数持っていれば、1軒が一定期間空室になっても、他の物件が稼いでくれます。
返済に困ることがなく、安心して投資を続けられるのです。
② 働けなくなったときの「保険」にするため
もうひとつは、自分に何かあって今の仕事を続けられなくなったときの保険です。
もし心身の不調で働けなくなっても、家賃収入があれば、安心して休むことができます。
私の周りにも、心が病んでしまい仕事をやめていく先生を何人も見てきました。
そんな時に、不動産収入はその代わりにもなり得る存在です。
さらに続けていけば、将来は年金代わりにもなります。
「収入の柱を増やす」という考え方は、こちらの記事でも詳しく書いています。
👉 仕事を辞めたいけど、お金が不安で動けないあなたへ。「収入の柱」を増やして心が軽くなった話
「やめとけ」と言っている人は…
私は、こう考えています。
「やめとけ」と強く言う人の多くは、一発逆転を狙って投資をし、失敗した人か不動産投資をしたことがない人なのではないかと。
投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェットは、こんな言葉を残しています。
「リスクとは、自分が何をしているか理解していないことから生じる」
つまり、その投資で自分が何をやっているのかを、理解しているかどうか。
それさえ分かっていれば、大きく失敗することはありません。
「やめとけ」と言う人と続けられる人の違いは、才能ではなく、自分の投資を理解しているかどうかなのだと思います。
これは、株式投資など、あらゆる投資に言えることだと思います。
こんな人には、正直おすすめしません
最後に、正直な線引きをお伝えします。
一発逆転で人生を変えたい人には、戸建て投資はおすすめしません。
すぐに大きく儲かるものではないからです。
逆に、こんな人には向いています。
- コツコツ地道に続けられる人
- 自分が何に投資しているかを、きちんと理解しようとする人
- 一発ではなく、少しずつ収入の柱を育てたい人
もしあなたがこのタイプなら、「やめとけ」の声に惑わされる必要はありません。
まとめ:「やめとけ」の中身を分けて考える
✔ 本当に「やめた方がいい」パターン
- 「税金対策になる」=稼ぐ力のない物件
- 「手間がかからない」=ほとんど存在しない
✔ それでも私が続ける理由
- 複数持てば空室リスクを抑えられる
- 働けなくなったときの保険・年金代わりになる
✔ 向いているのはコツコツできる人
- 大事なのは「自分の投資を理解しているか」
「不動産投資はやめとけ」という言葉は、ひとくくりにすると判断を誤ります。
やめた方がいい投資と、自分に合った投資を、分けて考えること。
そして、自分が何をやっているのかを理解すること。
それができれば、「やめとけ」の声に振り回されず、自分の答えを出せるはずです。
※本記事は私個人の実体験や考えをまとめたものです。不動産投資にはリスクがあり、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。

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