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仕事のミスで落ち込んで頭から離れないとき、本当に効く立ち直り方——教員16年目の実体験

仕事のミスで落ち込んで頭から離れないとき、本当に効く立ち直り方——教員16年目の実体験

仕事術

仕事でミスしちゃって、もう何日も頭から離れない…。
どうやって切り替えたらいいの?

無理に切り替えようとしなくていいんだ。
今日は、私が実体験から学んだ「本当の立ち直り方」を話すね。

仕事でミスをして、ひどく落ち込む。

寝ても覚めても、そのことが頭の隅から離れない。

そんな経験、ありませんか。

私は教員16年目ですが、若い頃に大きなミスをして、長く引きずった経験があります。

今回は、その実体験と、教職大学院での学び直しを通じてたどり着いた
「ミスで落ち込んだときの、本当の立ち直り方」をお伝えします。

よくある「友達と騒いで忘れる」「とにかく前を向く」とは、少し違う話です。

今回の記事でわかること
  • 「軽い落ち込み」と「重い落ち込み」の見分け方
  • 負のスパイラルから抜け出す、たった1つの方法

その落ち込みは「軽い」か「重い」か

多くの人が知りたいのは、「すぐに気持ちを切り替える方法」だと思います。

友達と騒いで気を紛らわせる。

家族やパートナーに話を聞いてもらって、気持ちを整理する。

もちろん、こうした方法で切り替えられることもあります。

でも、正直に言うと——その程度で切り替えられるなら、その落ち込みは「軽い」んです。

自分でもそこまで深刻には落ち込んでいない状態です。

問題は、こちらです。

寝ても覚めても、頭の隅っこにそのミスが居座っている。

この状態は、少し重症です。

気晴らしでは消えません。この記事は、そういう「重い落ち込み」を抱えている人に向けて書いています。

私が2年目で経験した、忘れられないミス

教員2年目、仕事に慣れてきた頃のことです。

個人懇談会を終えて、「今日の仕事は終わった」と思って帰宅しました。

でも、実は——時間外に予定していた保護者との面談を、すっかり忘れていたのです。

当然、その保護者の方からひどく怒られました。

ちょうど結婚をして、子どもも生まれた時期でした。

仕事だけでなく家庭のことも頭にあり、うっかり失念してしまったのが原因です。

地域性の強い学校だったこともあり、その後も他のミスが重なって、保護者から冷ややかな目で見られることがありました。

電話の音が、怖くなった

「ミスが重なって、さらに保護者からの評判が下がったらどうしよう」

そればかり考えるようになりました。

放課後、職員室で電話が鳴るのが嫌でたまりませんでした。

自分に関係のない電話でも、「保護者からの苦情かな」とビクッとしてしまう。

まさに、頭からミスが離れない「重い落ち込み」の状態でした。

私がやっていた「間違った対処法」

その頃の私は、自分にこう言い聞かせていました。

「大丈夫。自分はそこまでのミスはしていない」

「やれる。もっとがんばって挽回すればいい」

一見、前向きに見えます。

でも、これは最初のミスを認めず、別の方法でなかったことにしようと必死になっていただけでした。

自分の本当の感情にフタをして、「大丈夫な自分」を演じていたのです。

でも、フタをした感情は消えません。だから、いつまでも頭の隅に残り続けたのです。

負のスパイラルから抜け出す、たった1つの方法

その後、私は教職大学院で学び直しをしました。

たくさんの子どもたちと関わり、心理学も学ぶ中で、大切なことに気づきました。

それは、こういうことです。

「自分がミスをして落ち込んでいる」という感情を、自分で認めること。

これをしない限り、負のスパイラルからは抜け出せないのです。

子どもたちが教えてくれたこと

日々子どもと関わっていると、間違った行動をたくさんします。

どれだけ言葉で叱っても、同じことを繰り返す子がいます。

若い頃の私は、「なぜ伝わらないんだろう」と疑問でした。

でも、生徒指導の上手な先生は、頭ごなしに叱りませんでした。

子どもに、こう問い返していたのです。

  • 何が良くなかったのか
  • そのことを、どう感じているのか
  • 次からは、どうしたらいいのか

子ども自身の言葉で、自分のしたことを言語化させていたのです。

私もこの方法をまねすると、子どもたちは以前より納得して私の関わりを受け取り、同じ行動を繰り返すことが減りました。

大学院で学んだ心理学でも、同じでした。

自分の感情を言葉にすることが、心を整えるうえでとても大切だと学んだのです。

やり方はとても簡単。「声に出す」だけ

方法は、驚くほど簡単です。

自分の感情を、そのまま声に出すだけ。

たとえば、こんなふうに。

「私は、研究発表があって緊張している」

私自身、大学院で研究してきたことを大勢の前で発表しなければいけないとき、車の中で声に出して言いました。

すると、不思議なことに、自分の感情を受け入れることができ、むしろ緊張がほぐれてきたのです。

それまでの私は、「自分なら大丈夫。うまくいく」と心の中で励まし、本当の感情を置き去りにしていました。

でも、それは自分の感情に嘘をついている状態。

だから、かえって緊張が増していたのです。

ミスで落ち込んだときも、同じ

ミスをして落ち込んだときも、まったく同じです。

「自分は大丈夫」と無理に励ますのではなく、こう声に出してください。

「保護者との約束を守れずに怒られて、とても落ち込んでいる」

何によって、自分の感情がどうなっているのか。

それを、そのまま言葉にするのです。

自分の感情を認めたその瞬間から、また人生は動き出し、次へと歩いていけます。

まとめ:感情にフタをせず、言葉にする

この記事のまとめ

気晴らしで消えるなら、軽い落ち込み

  • 寝ても覚めても頭から離れないなら、少し重症

「自分は大丈夫」と励ますのは逆効果

  • 感情にフタをすると、いつまでも引きずる

抜け出す方法は「感情を声に出す」

  • 「〜で、落ち込んでいる」とそのまま言葉にする
  • 認めた瞬間から、また前へ歩き出せる

ミスをして落ち込むのは、あなたが真剣に仕事と向き合っている証拠です。

無理に前を向こうとしなくて大丈夫。

まずは、落ち込んでいる自分の感情を、そのまま声に出して認めてあげてください。

そこから、また一歩、前に進めます。

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