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クレームや理不尽な怒りから、心を守る「たったひとつの捉え方」

クレームや理不尽な怒りから、心を守る「たったひとつの捉え方」

仕事術

理不尽なクレームや怒りをぶつけられて、心がすり減ってるんだ…。
どうしたら平気でいられるの?

私も同じだったよ。
今日は、そんな私を救ってくれた「たったひとつの捉え方」を話すね。

理不尽なクレームを受けた。

一方的に怒りをぶつけられた。

自分は悪くないのに、なぜここまで言われないといけないのか——。

仕事をしていれば、誰にでもそんな瞬間があります。

私は教員16年目。保護者からのクレームや、同僚からの理不尽な要求に、何度も心をすり減らしてきました。

そんな私を変えてくれたのは、ある校長先生の、たったひと言でした。

今回は、その言葉と、理不尽な怒りから心を守れるようになった実体験をお伝えします。

今回の記事でわかること
  • 理不尽な怒りに、言い返しても消耗するだけの理由
  • 心を守り、冷静でいられるようになる「たったひとつの捉え方」

理不尽な怒りは、心をすり減らす

私が受けてきた「理不尽」は、たとえばこんなものでした。

  • 同じ話を、何度も聞かされる
  • 自分にはどうしようもないことを、どうにかしてほしいと要求される
  • ちょっとしたミスにつけこまれて、怒りをぶつけられる
  • 中には、人格を否定するような言葉まで

教員という仕事柄、子育てや家庭がうまくいかず、いっぱいいっぱいになった保護者の方の苛立ちが、こちらに向かってくることがあります。

「子どもたちのためにがんばっているのに、どうしてここまで言われる必要があるのか」

そんな虚しさを感じたことを、今でも覚えています。

言い返しても、何も守れなかった

正直に言うと、若い頃の私は、うまく対処できていませんでした。

理不尽な要求には反論し、時には感情的に言い返すこともありました。

でも、言い返しても何も変わりません。

関係は悪くなり、相手の怒りはさらに増し、こちらの消耗は大きくなるばかり。

真正面から受け止めても、言い返しても、心は守れない。

それが、若い頃の私の行き詰まりでした。

私を救った、校長先生のひと言

そんなとき、ある校長先生が教えてくれた言葉があります。

「その人たちは、『がんばっている』と思ったらいい」

最初に聞いたときは、正直ピンときませんでした。

でも、この言葉の力を実感する出来事がありました。

「どうにかしてほしい」と迫られ続けた日々

当時、私が担任していたのは、少しやんちゃなクラスでした。

心をつかめばこちらを向いてくれる子たちでしたが、ある先生の授業(専科)では、指示に反発してしまう状態でした。

その先生から、担任の私に「どうにかしてほしい」と繰り返し要求がありました。

一緒に考え、ときどき授業のフォローにも入りました。

でも、私がいないときは元通り。

毎回入ることもできず、授業のたびに同じ話を聞き続けるうちに、だんだん疲れていきました。

そして、いつしか担任である私自身が責められているような気持ちになり、しんどくなっていったのです。

捉え方を変えたら、同じ話がしんどくなくなった

そのとき、校長先生が保護者対応で理不尽に怒ってくる保護者と向き合った経験談の中で話されていた言葉を思い出しました。

それは、とてもシンプルでした。

この人(保護者)は、がんばっている

そう思いながら話を聞くようにしたそうです。

私もその先生が一方的に話されている最中に。

この先生は、がんばっている

そう思いながら話くと、不思議なことが起きました。

同じ話を聞いても、しんどいと感じなくなったのです。

それどころか、目の前の出来事を一歩引いて、客観的に捉えられるようになりました。

なぜ「がんばっている」と思うと、心を守れるのか

この捉え方には、理由があります。

実はこの言葉、校長先生自身も、心理士の先生から教わったものだそうです。

怒りやクレームをぶつけてくる人の多くは、その人自身が、どこかでうまくいっていません。

子育て、夫婦関係、仕事——何かがうまくいかず、いっぱいいっぱいになっている。

その苛立ちの「はけ口」が、たまたまこちらに向いているだけなのです。

「攻撃してくる困った人」と捉えていると、その言葉はすべて心に刺さります。

でも、「この人は、この人なりにがんばっている」と捉え直すと——

同じ言葉が、がんばってもうまくいかない人の、SOSに見えてきます。

すると、少し愛おしくさえ感じられて、真正面から傷つかずに済むのです。

相手を変えることはできません。でも、自分の捉え方は変えられる。

これが、理不尽な怒りから心を守る、いちばん現実的な処世術だと私は思っています。

使い方は簡単。心の中でつぶやくだけ

この捉え方は、いろいろな場面で使えます。

  • クレームを受けたとき
  • 一方的に怒られたとき
  • どうしようもない要求をされたとき
  • 誰かのフォローに疲れたとき

やることは、ひとつだけ。

心の中で、「この人も、がんばっている」とつぶやくだけです。

言葉を真正面から受け止めすぎず、一歩引いて聞けるようになります。

冷静さを保てるので、その後の対応も落ち着いてできます。

それでも心が疲れてしまった日は、自分の感情を言葉にすることも効果的です。詳しくはこちらの記事で書いています。

👉 仕事のミスで落ち込んで頭から離れないとき、本当に効く立ち直り方——教員16年目の実体験

まとめ:相手ではなく、捉え方を変える

この記事のまとめ

言い返しても、心は守れない

  • 関係が悪化し、消耗が増えるだけ

効くのは「がんばっている」と捉え直すこと

  • 怒りやクレームが「うまくいかない人のSOS」に見えてくる
  • 一歩引いて、冷静に聞けるようになる

使い方は、心の中でつぶやくだけ

  • クレーム・理不尽な怒り・フォロー疲れ、どの場面でも使える

理不尽な怒りに傷つくのは、あなたが真剣に、誠実に仕事へ向き合っている証拠です。

相手を変えることは、できません。

でも、自分の捉え方は、今日から変えられます。

「この人も、がんばっている」

心がすり減りそうになったら、そっと心の中でつぶやいてみてください。

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